天井を木目クロスにするときの注意点とは?よくある失敗例と併せて紹介します
新築の家を建てる際はライフスタイルに合った部屋の内装にしたいものです。
天井の木目クロスは部屋のイメージを劇的に変えてくれますが、実際に取り入れる際には注意するべき点がいくつかあります。
そこで今回は木目クロスのよくある失敗例と取り入れる際の注意点についてご紹介します。

□天井を木目クロスにしたときの失敗例
1.部屋に圧迫感が出てしまう
天井を木目クロスにした場合、部屋に圧迫感が出て狭く感じられる恐れがあります。
あまり高くない天井に木目クロスを採用した場合は、より一層窮屈に感じられるかもしれません。
天井のクロスは白やベージュなどの明るい色にすると部屋を広く見せられますので、これらの色の木目クロスにすると、圧迫感はある程度抑えられます。
部屋の広さや天井の高さを念頭に置きつつ、天井に木目クロスを取り入れるか検討しましょう。
2.部屋が暗くなる
木目クロスを取り入れた部屋は暗く感じられます。
ブラウン系の木目のクロスは光の反射力が弱く、日光を十分に反射できないため部屋全体が暗くなってしまうからです。
光の反射力を向上させるには、明るい色の木目を選ぶのがおすすめです。
また、マットな材質よりも艶感のある材質のクロスの方が光沢が出てより明るいです。
3.本物のような高級感はない
木目クロスは、板を1枚ずつ並べる板張り天井のような本物の木の高級感は醸し出せません。
一般的な木目クロスは単なる木目のプリントなので、シンプルで質素な印象になります。
クロスの種類によっては高級感を付け加えられるデザインもあるので、実際に手にとって色味や質感を確認してから高級感を演出できるクロスを選びましょう。
□これで失敗しない?天井の木目クロス選びで注意すべきポイントとは
*選ぶ前に大きいサンプルを取り寄せる
木目のクロスを選ぶ際は大きいサイズのサンプルを取り寄せてからデザインを決めます。
木目クロスは手にとるときの印象と実際にクロスを設置したときの印象は大きく変わるので、実物大とまではいかずとも、完成後のイメージがしやすい大きさのものを取り寄せると良いでしょう。
*部屋のイメージと合わせる
木目のクロスを決める前に、部屋全体をどのような雰囲気にしたいのかイメージしておきます。
明るい雰囲気にしたい場合はスッキリしたシンプルな木目のクロスを選び、シックで深みのある部屋にしたい場合は木目の濃い味わいのあるクロスを選びます。
部屋にある家具やサイズと上手に組み合わせて、自分の思い描く部屋にしましょう。

□まとめ
天井を木目クロスにすると部屋が狭く、暗く、高級感が出なくなってしまう恐れがあります。
その場合は明るめのクロスを取り入れて部屋を広く、明るく見せられるようにしましょう。
また、木目クロスは大きめのサンプルを見て、部屋の雰囲気も考慮しつつ選ぶと、失敗しにくくなります。
天井に木目クロスを設置したいとお考えの方は当社までお気軽にご相談ください。