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セルロースファイバー

セルロースファイバー -自然が生んだ理想の断熱・防音材-

セルロースファイバーとは?

セルロースファイバーとは、天然の木質繊維のことです。
天然繊維であるセルロースファイバーは、無機繊維より優れているところがたくさんあります。
その一つに自然が作った小さな空気の粒にあります。太さが均一で、硬い針のような無機繊維に比べてセルロースファイバーは、様々な繊維が絡み合っています。
この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。この空気胞の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。
さらに、木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ちます。
自然の恵みが私たちに快適な暮らしをもたらしてくれる。
まさに天然の力です。

各種性能 -セルロースファイバーの特長-

♦音の遮断性能
木質繊維は繊維の中にたくさんの空気胞があるため、高い吸音性を発揮します。
セルロースファイバーは、それに加えて繊維同士が絡み合うことにより、厚い空気の層を保持しています。
この二重の空気の層が、ダブル効果で音を吸収します。
そのため、家の外からの騒音をおさえ、中から外部に漏れる音をやわらげる優れた防音効果をもたらします。

♦断熱効果
1本1本の繊維の中にもともとある空気胞と繊維の絡み合いによる気泡との二重の空気の壁を持っています。
だから他の断熱材に比べて熱伝導率が小さく、しかも隙間なく敷き詰められるので、保温・保冷のために優れた断熱効果を発揮します。
♦結露防止
木質繊維は生きています。周囲の状態に応じて、水分を吸ったり吐いたりしています。
この吸放湿性が適度な湿度をもたらし、結露を防止するのです。
外気の湿度が高いときには湿気を吸い取り、乾燥しているときは蓄えた湿気を徐々に吐き出すという、生きている繊維ならではの防露効果を発揮しますので、部屋の中はいつも快適な湿度に保たれます。
安全性 -セルロースファイバーの安心感-

♦防燃性能
セルロースファイバーは、ホウ素系の薬品によって防燃処理された国土交通大臣認定の準不燃材料です。
1,000℃の炎にも表面が焦げるだけです。
万が一火災が発生しても、延焼を防ぎ、そのうえ有毒ガスも発生しません。
♦安全性
F☆☆☆☆として認定。
2003年7月の建築基準法改正(シックハウス対策法)による内装建材の使用期限に規制されない断熱材として位置付けられました。
自然素材を活かした製品としての所以です。
セルロースファイバーはセルロース(木質繊維)であり、添加されているホウ素系薬品は、医療や食品にも使用され、人体への蓄積や残留がありません。しかも安全基準に厳しいアメリカで、50年以上の歴史がある製品です。

♦防カビ性能
薬品処理と天然素材が持つ吸放湿性のダブルの効果で、カビをシャットアウト。
押入れの中の嫌な匂いの発生を防ぎ、布団が湿っぽくなったりという心配もありません。

♦防錆効果
釘などの金属と接触してもサビの発生を防止する薬品処理が施されています。
サビによって建物が破壊される心配がありません。

♦防虫効果
ホウ素系薬品処理で、カビや菌の発生を防止。ゴキブリなどの害虫も寄せ付けません。
♦撥水効果
屋根が雨漏りしても大丈夫。
水をはじく(撥水)処理がしてありますから、セルロースファイバーが水を吸って重くなり天井が落ちてしまったりすることはありません。
エコロジー -セルロースファイバーと環境-

♦自然との共生 わらぶき屋根の知恵
“家”それは古より私達日本人にとって、自然と共に生きる知恵のカタチでした。「冬暖かく」「夏涼しく」「湿気に強く」心を優しくつつみ込んでくれる家。その秘密は身近な天然素材の活用にありました。豊かな実りを祝った後に残った、現代人なら捨ててしまいそうな“藁”という素材。
しかし、先人達は“藁”の秘めたる力に気が付いたのです。
“藁”を編んで表をつけ床に敷いて“畳”とし、“藁”を束ねて“屋根”を葺き、厳しい寒・暖・湿から身を守っていた先人達の知恵。『その知恵を現代建築に生かすのがセルロースファイバーです』木質繊維という天然の素材を使い、しかも木材資源保護のため、「リサイクル紙」を使用。限りある資源を有効に活用しながら、自然の力を自分達の生活に生かすこと。自然と人間の古くて、そして新しい関係が、今始まろうとしています。

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